みなさん、こんにちは。
Coincheckのクリプト入出金開発グループのよーたです。
Day2のRubykaigiの内容を中心にレポートしようと思います!
セッション
2日目のセッションはruby committerである、Samuelさんのkey note: Leveraging Falcon and Rails for Real-Time Interactivity から開始となりました。
個人的に特に面白かったセッションを紹介します
Leveraging Falcon and Rails for Real-Time Interactivity
samuel さんの key note です。
Ruby で async が使用できるようになる Falcon と live を puma の代わりに利用して、リアルインタラクティブなWebアプリケーションを作ろう。という内容です。
実際にデモで用いたゲームを一から作成するチュートリアルも説明していたため、非常に実装のイメージがしやすかったです。
Rails.7.2はFalconと互換性100%なので、しっかりとRailsをアップデートしていれば、導入は比較的容易なのも嬉しい点です。
Matzさんも壇上に上がり、デモで使用した flappy-bird をプレイしていました。(意外と難しそうでした)
まあ結局 samuel さんが伝えたかったのは「Simplicity is good (理解しやすくなるし、robustになるため)」だと思いました。
また、Day2がLTセッションがあり、個性的なものがたくさんあって、各LTの発表時間が5分とは思えないほど、濃い内容でした。
特に面白かったのは、kanekoさんの「Rearchitect Ripper」で、長年(9, 10年間)存在していたが、治せなかったバグを直した話でした。
別のセッションで登壇していた、jeremyさんですら治せなかったバグを治したのは凄かったです。
ちなみに、全体的に早口だったkanekoさんですが、発表時間が残り5秒の時点で、「まだ時間が余っていますね」とかいい始めて、dslの説明をぶち込もうとしていたのがDay2で1番の笑いが起きたハイライトです笑
その他にも個人的にはomochi(The test code generator using static analysis and LLM)が気になりました。
omochiではspecが存在しないクラスを特定するために、git diffの差分をもとにASTを生成し、LLMのプロンプトにデータを食わせるために、データはソースコードにunparseしている点は興味深かったです。
Afternoon break
Rubykaigiの合間に毎日Afternoon breakが挟まるのですが、Day2ではアイスクリーム、プディング、天ぷら、フルーツを頂きました。
お昼ご飯はタコライスを頂いたのですが、とても美味しかったです!(写真を撮り忘れてしまいました笑)
セッション後はtimeeさん主催のDrinkupに参加し、様々な会社のエンジニアと開発トークやそれぞれのプロダクト特有の苦労話で盛り上がりました!
Rubykaigiも残すはあと1日。
残りも全力で楽しみたいと思います!
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Rubykaigiリキャップイベントも6月4日に開催予定ですので、チェックしてみてください!